日本医療マネジメント学会 第23回東京支部学術集会

会長挨拶

会長

日本医療マネジメント学会 第23回東京支部学術集会 会長

柳川達生
(公益財団法人 東京都医療保健協会 練馬総合病院
 理事長・院長)


 2023年3月19日(日)、第23回日本医療マネジメント学会東京支部学術集会を開催いたします。このような会を開催させていただくことを光栄に存じ、機会を与えて下さいました方々に深く感謝申し上げます。会場は練馬駅に隣接するCoconeriホールです。西武池袋線、地下鉄有楽町線、副都心線、大江戸線も乗り入れておりアクセス良好です。皆様方のご来場をお待ちしております。新型コロナウイルス感染症の状況によりWeb開催に変更する可能性がございます。適時学会HP等でお知らせいたしますのでご覧下さいますようお願い申し上げます。

 今回の学術集会のテーマは「価値観の転換-守るものと、変えるもの-」です。社会情勢は大きく変化しています。継続して守るべき業務か、価値観を転換させて業務内容、手順を変えていくべきか常に見極める必要があります。新型コロナウイルス感染症では感染防御や検査体制等を必要に応じてその都度大きく変更しました。2022年の診療報酬改定では急性期機能強化を求められ対応いたしました。ウクライナ情勢により経済の悪化が懸念されます。社会情勢の変化に対して迅速且つ的確な状況判断を行い、最適にマネジメント出来るようにしていかなければなりません。皆様方の施設では様々な工夫をこらし業務改善、マネジメントをされてきたと思います。学会参加者相互で情報交換と意見共有を行い、各施設でのマネジメントを発展させる機会に貢献出来ればと思っております。

 基調講演は東邦大学医学部 教授 長谷川友紀 先生が「2023年から始まる病院機能評価3rdG:Ver.3.0の概要」をお話しくださいます。特別講演は2題で調布東山病院 理事長 小川聡子 先生に「働き方改革は目的ではなく手段―マグネットホスピタル、組織パーパスの実現をめざしてー」、慶応義塾大学医学部腎臓内分泌代謝内科 中島裕也 先生に「糖尿病におけるAIホスピタル事業」をお話しいただきます。シンポジウムは「地域包括ケアシステム構築に向けた在宅医療推進の取り組み」と「医療安全管理体制相互評価の概要と活用の実際」を準備しております。多数の一般演題でのご発表をお待ちしておりますのでよろしくお願いします。


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