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診療科・部門・センターのご紹介

乳腺外来

乳腺外来について

乳腺外来では、乳房・乳腺の疾患に対し、専門知識を持つ認定医が診断から外科的治療まで一貫して対応いたします。 対象となる疾患は、悪性疾患である「乳がん」をはじめ、良性疾患である「乳腺炎」「乳腺症」「乳腺嚢胞」「乳腺線維腺腫」など、幅広く診療を行っています。
当院は乳がんの早期発見に注力しており、練馬区乳がん検診、人間ドック、企業検診などを広く受け入れています。

マンモグラフィー施行実績 2066件(2025年4月~2026年3月)
設備 GE社製マンモグラフィーを導入(2026年2月)しています。

「胸にしこりがある」「異常な分泌液が出る」「健診で精密検査と言われた」など、少しでも不安を感じた際は、一人で悩まずにご相談ください。

検査体制

正確な診断のため、以下の高度な検査体制を整えています。

  • マンモグラフィー(MMG)
  • 乳腺超音波(エコー)検査
  • 乳腺MRI検査 / CT検査
  • 細胞診・組織診(必要に応じて適切に実施)

乳がんの治療方針

乳がんには多くの有効な治療法があります。当院では「がんの性質(サブタイプ)」や「進行度」に合わせ、最適な治療を組み合わせて提供します。

局所治療(手術・放射線)

外科手術 病変の大きさや部位により、乳房温存手術を積極的に行います。
縮小手術 センチネルリンパ節生検を行い、陰性例では腋窩リンパ節郭清を省略することで、術後の浮腫(むくみ)を抑え、早期退院を可能にしています。
術前化学療法 進行がんの場合、手術前に抗がん剤治療を行うことでがんを小さくし、手術の精度を高めます。病理学的にがん細胞が消失する(pCR)症例も増えており、良好な予後につながっています。

全身治療(薬物療法)

手術で取りきれない微小ながんや、転移・再発の予防のために行います。

  • 内分泌(ホルモン)療法: ホルモン依存性の乳がんに対して行います。
  • 分子標的薬(ハーセプチン等): HER2陽性の場合に行います。
  • 化学療法(抗がん剤)・免疫療法

化学療法センターでの取り組み

化学療法センターでの取り組み

抗がん剤治療は、専門の「化学療法センター」にて標準化されたレジメン(治療計画)に基づき実施します。

副作用対策 各種支持療法を徹底しています。
QOLへの配慮 脱毛を抑制するための「頭皮冷却療法」や、末梢の冷却療法も取り入れています。 詳細は[化学療法センターのページ]をご覧ください。

早期発見の重要性

乳がんは年間10万人以上が罹患する疾患ですが、早期発見・早期治療により非常に良好な経過が期待できます。国立がん研究センターが公表する集計では、女性乳がんの5年間相対生存率は、ステージ0で100.0%、ステージIで99.8%、ステージIIで95.5%、ステージIIIで80.7%と報告されています。早期癌は10年生存率も同等であり、他のがんと比較しても良好です。乳癌検診、ブレスト・アウェアネス(自分の乳房を意識する生活;自分の乳房の状態を把握することです。)が重要です。
一方、多臓器に転移があるステージIV(転移)では15〜30%程度と低下します。近年、化学療法などの全身治療が進歩していますので、長期生存例も多数認められます。諦めずに治療することを一緒に考えましょう。

地域・大学病院との連携

当院では、患者さんに「切れ目のない治療」を提供するため、近隣医療機関や大学病院と密に連携しています。

放射線治療・PET検査 大学病院や近隣の医療機関など提携している病院にて速やかに実施し、当院で結果を説明します。
乳房再建 慶應義塾大学病院 形成外科を主にご紹介しています。
遺伝カウンセリング 大学病院やがんセンター等の専門機関をご紹介しています。

メッセージ・動画紹介

皆様が安心して診療に取り組めるよう、医師、看護師、薬剤師、MSW(ソーシャルワーカー)らスタッフ一同でサポートいたします。

練馬健康チャンネル(YouTube)にて情報発信中

乳がん検診の担当医(栗原)が、検診の重要性を分かりやすく解説しています。再生回数は5万回を超え、多くの方にご視聴いただいております。受診を迷われている方はぜひご覧ください。