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診療科・部門・センターのご紹介

医療福祉相談室

医療福祉相談室は、患者さんやその家族が抱える経済的・心理的・社会的な不安を解決するための窓口です。「病気を治す」だけでなく、病気に付随して起こる生活上の困りごとを支える部門として役割を果たしています。
医療費の公的助成制度や介護保険申請のご案内から転院先・介護福祉施設に関するご相談まで、多岐にわたる内容に対して専門的視点から解決の糸口を一緒に探します。
患者さんが一日も早く安心して元の生活に戻れるように、行政や地域のケアマネジャー等と連携し包括的なサポートを提供します。

業務内容

  • 入院患者さんの退院・転院支援
  • 通院患者さんからの相談対応
  • 医療機関や介護事業所からの問い合わせ対応および情報提供
  • 医療機関・施設・行政機関・在宅チーム等との連絡調整

医療福祉相談室 連絡先・受付時間

電話番号 03-5988-2200(代表)音声案内で3を選択してください
FAX番号 03-5988-2292(直通)
受付時間 平日 8:30~17:30

例えばこのようなときにご相談ください

ACP(アドバンス・ケア・プランニング:人生会議)について

「もしも」のときのために、今から話そう。
ACP(人生会議)とは?

「どんなふうに生きたいか」「どこで最期を迎えたいか」——。そんなご自身の希望や価値観について、家族や親しい人、そして医療やケアの担当者と話し合うことをACP(アドバンス・ケア・プランニング)、愛称「人生会議」と呼びます。
これは、人生の最終段階だけの話ではありません。あなたがあなたらしく、最期まで笑顔で生きるための、大切な「準備」と「対話」のプロセスです。

ACP(人生会議)の3つのポイント

1.「書類を書くこと」が目的ではありません

昔は「延命治療を望むか・望まないか」などを一人で書類(事前指示書)に書いておくことが主流でした。しかし、人生は何が起こるかわかりません。
ACPで一番大切なのは、書類を残すことではなく、「なぜそう思うのか」というあなたの価値観や想いを、周りの人と繰り返し話し合い、共有しておくことです。

2.「一人」で決めるものではありません

病気になったり、介護が必要になったりしたとき、一番不安なのはあなた自身です。 だからこそ、家族、親しい友人、医師や看護師、介護スタッフなど、あなたを支える「チーム」と一緒に話し合います。一人で抱え込む必要はありません。

3.「何度でも」やり直してOKです

人の気持ちや状況は、時間の経過や健康状態によって変化するものです。「一度決めたら変えられない」わけではありません。元気なとき、病気がわかったとき、状況が変わったときなど、何度でも繰り返し話し合うことが大切です。

よくある誤解(ACPあるある)

一般的に誤解されがちなポイントをまとめました。

×「最期が近くなった人がするもの」

元気なときや、病気がわかったタイミングなど、いつからでも始められます。

×「一人で決めておかないといけない」

家族や医療・介護のスタッフなど、信頼できる人たちと「一緒に」考えます。

×「看取りの場所(家か病院か)を決めるだけ」

場所だけでなく、「どんなことを大切にして生きたいか」「何が不安か」「やりたいことは何か」など、あなたの人生観を共有することが本質です。

なぜ今、ACPが必要なのでしょうか?

現在、アンケートなどでは「約4割」の方が「最期は住み慣れた自宅で迎えたい」と希望しています。しかし、実際に自宅で看取られる方は約19%(※練馬区のデータ等に基づく)にとどまっており、希望と現実に大きなギャップがあります。
これからの時代、医療や介護のサービスは地域全体であなたを支える仕組み(地域包括ケアシステム)へと進化しています。あなたが「どこで、誰と、どんな風に過ごしたいか」を周りに伝えておくことで、いざという時、地域のみんながあなたの希望を叶えるために動くことができるのです。

最後に|ACPの本当のゴール

ACP(人生会議)の最終的な目標は、たった一つです。
それは、あなたがいつか人生の幕を下ろすとき、「いろいろあったけれど、まあいい人生だった。よかった」と、笑顔で思えるようにすること。少し照れくさいかもしれませんが、まずはご家族や親しい人と「どんな風に過ごしていきたいか」、お茶でも飲みながら話してみませんか?

ACP関連の参考となるリンクを紹介します。