当院職員の新型コロナウイルス感染について（第二報）

1月25日深夜に、新型コロナウイルス感染症を疑う症状なく救急外来を受診し、翌26日、再度救急外来を受診した患者さんが新型コロナウイルス感染症であることが判明しました。2月2日、同患者さんを診療した職員1名が感染していることが判明し、２月4日までに7名（医師3名、看護師3名、技師1名）の感染が判明しました（第一報にて報告済）。
その後、陽性の職員の近くで勤務していた病棟事務員1名の感染が確認されました。合計8名の職員の感染が確定しました。

入院患者さんは濃厚接触と考えられる方を中心に約90名検査し陰性でした。陽性となった職員8名以外の職員のＰＣＲ検査は2月7日夕の時点で以下の表に示すように約300名検査し全員陰性でした。引き続き練馬区保健所の指導を受けながら、計画的に検査し、状況把握を進めてまいります。

外来診療および健診は現時点でコロナウイルス検査陰性が確認できた職員のみで診療を継続しますが、新規の外来診療は出来る限りお控えいただき、受診される場合は当院の現状をご理解いただいた上でご来院いただくようお願いします。また病状の安定された方は電話診療や処方のみも可能です。
https://nerima-hosp.or.jp/information/pdf/20200305_01.pdf

感染した職員が勤務した病棟の職員および患者さんの感染状況を把握し、安全が確認できるまでは、当該病棟の新たな受け入れを停止しています。
出産は、慎重を期して、検査陰性が確認できた職員で対応しています。
大変なご心配とご迷惑をおかけしますが、何卒、ご理解ご協力のほど、お願い申し上げます。
なお、今後の状況については随時、ホームページ等で引き続きご報告いたします。

令和3年2月8日
公益財団法人東京都医療保健協会
練馬総合病院　院長　柳川達生