当院5階内科病棟の新型コロナウイルス感染拡大について(第二報)
8月10日(火)の当院5階病棟関係者の新型コロナウイルス感染判明後、当該病棟に関係する患者さんおよび職員のスクリーニング検査を定期的に実施し、8月14日(土)までに、15名の感染を確認しました。内訳は、患者さん8名、医師1名、看護師6名で、いずれも当該病棟内の特定の病室に関係した患者さんおよび職員です。8月19日(木)までに延べ約400回の検査を行っていますが、これ以降の感染は確認しておらず、当該病棟以外への感染拡大も認めておりません。
今回の感染経路は、院内調査の結果、入院時検査では陰性と判定された患者さんが、入院後に発症、感染源となった可能性が高いと推測しています。
8月18日(水)に練馬区保健所および東京都実地疫学調査チームの立ち入り調査を受け、感染対策についての指導および助言をいただき、感染対策の徹底、見直しを進めています。
現在、当該病棟への入院受け入れを停止しています。今しばらく、練馬区保健所の指導を受けながら、感染拡大の終息を慎重に見極め、再開の判断をする予定です。
第一報でもお知らせした通り、当該病棟への入院以外の診療については通常通り継続しますが、上記状況をご理解の上、ご来院いただくようお願いします。
大変なご心配とご迷惑をおかけしておりますが、何卒、ご理解ご協力のほど、お願い申し上げます。
令和3年8月20日
公益財団法人東京都医療保健協会
練馬総合病院 院長 柳川達生