当院5階内科病棟の新型コロナウイルス感染拡大について～新規入院の再開～（第三報・最終報）

8月10日の当院5階病棟関係者の新型コロナウイルス感染判明後、8月14日までに15名の感染を確認していることは既報の通りです。以降、8月23日に患者さん1名の陽性を確認しています。本患者さんは、8月10日より濃厚接触者として個室管理とし、陽性患者さんと同じ対応をしてきましたので、本患者さんとの濃厚接触者はおりません。

既報の通り、8月18日に練馬区保健所および東京都実地疫学調査チームの立ち入り調査を受け、感染対策についての指導および助言をいただき、以降、感染対策の徹底、見直しを進めてきました。また、職員・患者さん等関係者に対し、延500件以上の抗原検査・PCR検査を実施し、感染が拡大していないかどうかを継続的に確認してきました。

本日まで、当該病棟への入院受け入れを停止してきましたが、8月30日（月）より再開し、新型コロナウイルス感染症への対応も含め、地域医療に積極的に貢献していく所存です。

引き続き、練馬区保健所の指導を受けながら、感染防止対策を徹底してまいります。

大変なご心配とご迷惑をおかけましたこと、心よりお詫び申し上げます。

令和3年8月27日
公益財団法人東京都医療保健協会
練馬総合病院　院長　柳川達生