練馬総合病院

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健康内科外来(スポーツ内科)を開始しました

令和元年10月よりスポーツ医学センターを開設し、水曜午後にスポーツ整形外科外来とスポーツ内科外来を開始しました。

スポーツ内科外来については、予防医学センターにて、まず中高齢者の方のロコモティブシンドローム予防を目的とした運動器ドック(詳細下記)を中心に行っています。

スポーツ整形外科外来と連携して、アスリート・スポーツ愛好家の方のための障害予防やメディカルチェック(健康診断、英文可)、栄養・ドーピング相談などを行っています。

<< 練馬総合病院 健康内科外来(スポーツ内科)>>
毎週水曜日14時30分~ 15時~ 15時30分~
担当医師 東 宏一郎
日本スポーツ協会公認スポーツドクター,日本障がい者スポーツ協会公認スポーツ医
(要予約 受診当日も予約可能です 電話 03-5988-2246)

健康内科外来の概要

アスリート・スポーツ愛好家の方に加え、以下に当てはまる方が対象です
・運動をしたいが運動の仕方がわからない
・内科的合併症があり運動できるか心配
・体力の衰えが気になる・寝たきりにならないか心配
・運動器ドック(詳細下記)の詳しい内容を知りたい

→ 問診・診察の結果、詳細な評価が必要と判断される場合には運動器ドック(自由診療)の受診や、一般内科外来(血圧や血糖のコントロール・心臓評価)をご紹介します

運動器ドックについて

中高齢の方の健康維持・向上のための運動、持病のある方が運動療法に取り組むため、体を動かすにあたり必要な運動器(膝、骨、筋肉)の現在の状態をチェックし、一生涯動き続けられるのに必要な食事・運動のアドバイスや治療の必要性を判定します。

内容:
骨(胸腰椎・膝関節)X線
腰椎・膝関節について骨折の有無や関節の状態を単純X線で評価
骨密度 微量のX線を用いて腰椎と大腿骨頸部の骨密度を計測、骨折の危険性の評価
筋力測定(検査当日もしくは結果説明日)
歩行速度・膝伸展筋力・バランス他 全9種

ドックの流れ: 初回   医師による説明後
X線・骨密度検査
次回外来予約
2回目  筋力・体力測定
専門医による結果説明、食事・運動の指導

所用時間:    約100分(検査日と結果説明日は原則として異なります)
料金:          19800円(税込み)
申し込み先:   練馬総合病院 健康医学センター(電話 03-5988-2246)

ロコモティブシンドロームとは

ロコモティブシンドローム(locomotive syndrome、ロコモ)とは、「運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態 」です。運動器とは、筋肉や関節、骨など体を動かすために必要な器官を指します。

これまで、がん予防・メタボリックシンドローム(メタボ)予防が検診の中心でした。

しかし、超高齢社会となった現在、変形性膝関節症や骨粗鬆症、また、その前段階にあるサルコペニア(筋力や筋肉量の衰え)の予防・改善が注目されています。

なぜなら、将来の寝たきりや介護が必要となる最大の原因は、これら運動器の問題であるからです。そして将来の寝たきりや介護のリスクが高い状態を早期に検出・改善することが、ロコモティブシンドローム(ロコモ)の概念です。

そしてこのロコモ予防に有用な検診が運動器ドックです。

練馬総合病院スポーツ医学センターについて

スポーツ・運動に関連した医学的な指導・治療・予防全般を、既存の科の枠を超えて網羅するため、整形外科・内科、リハビリテーション・栄養部門が中心となり、令和元年10月に設立しました。まず、水曜夕方のスポーツ整形外科外来と水曜午後の健康内科外来(スポーツ内科 予防医学センター内)で診療いたします。

 

 

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