ご挨拶
大変お待たせいたしました。長年にわたる地域の皆様からのご要望にお応えし、2024年6月3日より、耳鼻咽喉科外来を開設する運びとなりました。当院では東京医科大学と連携し、経験豊富なスタッフが、診療技術や経験、そして心を大切に、患者さんの耳・鼻・のどのお悩みや疑問を解決するために尽力いたします。お子様からご年配の方まで、どうぞお気軽にご相談ください。
診療の特色
耳鼻咽喉科専門医による診療
正確かつ迅速な診断を行うことはもちろんのこと、耳や鼻は自分の目で見えない部分なので、どこをどのように治療するのか丁寧にわかりやすく説明することで、患者さんの不安を和らげ、安心して治療に臨んでいただけるように工夫しています。
東京医科大学耳鼻咽喉科・頭頚部外科との連携
より専門的な治療が必要な場合などは、東京医科大学と連携し、スムーズかつ安心・安全な診療を心がけています。
当科における代表的疾患
急性中耳炎
どんな病気?
中耳炎は、耳の中にウイルスや細菌が入り、急激な炎症が起こる状態です。中耳は鼻の奥で耳管という管によってつながっています。風邪は通常、鼻の奥にある上咽頭でウイルス感染を起こします。この上咽頭の両脇には耳管があり、ばい菌はこの耳管を経由して中耳炎を引き起こします。特に子供は抵抗力が弱く、耳管が太くて短く、角度が水平に近いため、ばい菌がスムーズに入りやすく、中耳炎をよく発症します。
診断は?
診断は、耳鼻科医が症状と鼓膜の状態を見て判断します。
治療は?
治療には、通常、解熱鎮痛剤(アセトアミノフェン)と適量の抗生物質を使用します。症状が重い場合は、鼓膜を切開して膿出しを行うこともあります。
花粉症
どんな病気?
花粉症は、花粉に対して人間の体が起こすアレルギーです。くしゃみ、鼻水、鼻づまりのほかに、目のかゆみ、涙目、さらには肌荒れなどさまざまな症状がみられます。スギ花粉など、アレルギー反応の原因となる花粉が飛散している時期に起こり、それ以外の時期には症状が出ません。
診断は?
診断は、花粉飛散時の症状の有無や鼻粘膜の観察、血液中の花粉に対する抗体の存在などを考慮して行います。ただし、風邪の流行時期と重なることや、慢性副鼻腔炎との区別が難しい場合、レントゲン検査が必要になることもあります。
治療は?
治療には、抗アレルギー薬、点眼薬、点鼻薬などの薬物療法が主な方法です。重症例では手術治療も考慮されることがありますが、当院では手術治療は行っていません。薬の選択は診療ガイドラインを参考にし、患者さんのライフスタイルに合ったものを選ぶようにしています。
医師紹介
医師名 | 役職 | 専門分野 |
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西山 信宏(ニシヤマ ノブヒロ) | 非常勤 | 難聴、中耳炎 |
田中 英基(タナカ ヒデキ) | 非常勤 | 頭頸部腫瘍 |
羽生 健治(ハニュウ ケンジ) | 非常勤 | 頭頸部腫瘍 |
矢野 輝久(ヤノ テルヒサ) | 非常勤 | 耳鼻咽喉科一般 |
町井 衣保(マチイ キヌホ) | 非常勤 | 耳鼻咽喉科一般 |
医師詳細紹介
西山 信宏(ニシヤマ ノブヒロ)
非常勤
専門分野 | 難聴、中耳炎 |
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田中 英基(タナカ ヒデキ)
非常勤
専門分野 | 頭頸部腫瘍 |
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羽生 健治(ハニュウ ケンジ)
非常勤
専門分野 | 頭頸部腫瘍 |
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医師より一言 | 頭頸部腫瘍の診察を専門に行っています。一般的な耳鼻咽喉科疾患の 診察も可能ですのでお困りのことがあれば受診してください。 |
矢野 輝久(ヤノ テルヒサ)
非常勤
専門分野 | 耳鼻咽喉科一般 |
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医師より一言 | 患者さんに寄り添えるような診療を心がけています。わからないことがあれば お気軽にお声掛けください。 |
町井 衣保(マチイ キヌホ)
非常勤
専門分野 | 耳鼻咽喉科一般 |
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