練馬総合病院

診療部

片頭痛について

片頭痛は高校生くらいから40-50代くらいまでの女性に多い頭痛です。頻度は少ないですが、男性にも起こります。ズキズキ(拍動性)する頭痛で、必ずしも頭の片方だけでなく、両方が痛むこともあります。片頭痛の頭痛は重度のことが多く、無理して動くと頭痛が悪化したりします。また、片頭痛には気持ちの悪さを伴うことが往々にしてあり、そのほか、「視野にキラキラしたものが見える」、「音、光、匂いに対して過敏になってしまう」と訴える患者さんもいます。

頭痛のキッカケはいろいろで、何の前触れもなく頭痛になる患者さんもいれば、天気が悪くなる前や、生理前後に頭痛が来る患者さんもいらっしゃいます。生理に伴う頭痛がひどい場合は、鎮痛薬がなかなか効かないことがあります。そういった患者さんでは、鎮痛薬ばかり飲んでいても一向に効果がないため、脳神経外科だけではなく婦人科を一緒に受診することをお勧めいたします。

 

片頭痛の治療

頭痛の頻度や程度が軽ければ市販の鎮痛薬の内服で済むでしょう。

一方で、
・市販の鎮痛薬があまり効かない
・頭痛が週に3回以上ある
・毎日のように鎮痛剤を飲んでしまう
・生理前後であまりに頭痛が酷い

このような場合は医療機関を受診するのが望ましいです。漫然と鎮痛薬を飲んでいると、鎮痛薬乱用による頭痛を起こしてしまいます。

 

頭痛が発生するのを予防する薬は数種類あります。患者さんの症状や背景に合わせてそれぞれ試すことが可能です。また、近年では片頭痛の発生をしっかり抑える、従来の薬より効果の高い注射製剤や、新しいタイプの鎮痛薬も登場しております(上図)。まずは従来のタイプの薬を飲んでみて、効果が不十分であれば新しいタイプの薬を使う流れになります。頭痛ゼロを目指して治療を行っていきます。

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