施設課
私たち施設課は、現在3人で職務をこなしています。旧病院から平成18年 12月に念願かなって新病院に移転しました。 旧病院では老朽化が進み空調設備、給排水設備等様々な不具合が生じていました。これらの不具合の経験を元に新病院建築が完成しました。 新病院での環境、省エネルギーを考慮した設備について紹介いたします。
- コージェネレーションシステム(ガスエンジンで発電し廃熱を給湯・空調に無駄なく使用する設備)
- 吸収冷温水機(燃料による加熱のほかに,ガスエンジンなどから発生する排熱温水を有効に利用して冷温水を供給する吸収冷温水機は,排熱投入形吸収冷温水機と呼ばれ,「ジェネリンク」の愛称がある.ジェネリンクはコージェネレーションシステムと空調設備とを簡単にしかも効率的にリンクする)
- ビルマルチ型ガス・ヒートポンプ・エアコン(発電設備搭載機器で機器 自体が消費する電気を発電しながら運転を行う)
- 照明設備(ほとんどの照明器具をHf型とし、この器具は同等の最新式 インバータ器具と比較して、消費電力:約11%削減、明るさ:約17%向上)
- 雨水再利用散水設備(雨水再利用散水設備とは雨水等を浄化して集めて 消毒し散水等に再利用する設備)
- 電気錠設備(主要な出入り口・新生児室、病棟等にICカードによる入退室を管理するシステム)
- 監視カメラ設備(地下、1階すべての出入り口・新生児室等を24時間監視・記録)
以上の様々な建築、設備、機器が新しくなっても、私たち施設課職員が第一に考え遂行していることは、外来、入院患者さんが常に治療に専念できる快適な環境作りと、加えて職員が働きやすく業務が円滑に進むように工夫し改善していくことです。
改修や修理の苦労が多かった旧病院でしたが、そこでの経験を生かして、迅速に対応していくことが施設課員の基本姿勢だと考え、業務を行なっています。