医療情報管理室
医療情報管理室は、医療の質向上や、医療制度の変革への対応のため、医事部門が担っていた『病歴管理』および『入院診療記録の貸し出し』に関する業務を分化し、平成10年に院長の直轄部門として設置されました。
医療情報管理室の設置から25年を経た現在、3名の診療情報管理士が所属しております。 院内の情報化・システム化が推進されるとともに、平成16年7月よりDPC調査協力病院、平成17年6月よりDPC適用病院となりました。これらにより、新たな業務も加わり、医療情報管理室・診療情報管理士が求められる役割に大きな変化をもたらすこととなりました。
一般的に、診療情報管理士とは、患者様・病院・社会のニーズを満たすべく診療情報の収集・点検、保管・管理、情報の提供を担う存在です。 特に情報の提供については、『医療を安全に推進するための臨床、医学研究、教育への情報提供』『患者、社会への情報提供』『病院の管理、経営への情報提供』などが挙げられます。
常に変化する医療制度への柔軟な対応という高い志を忘れることなく、また、診療記録の精度向上を目指し、単なる情報の提供ではなく、価値ある情報・信頼できる情報の提供を実現すべく、努力する所存です。