手術室・中央材料室紹介
手術室は5室あり、職員は看護師21名、看護補助者4名の25名です。年間2200件以上の手術を行っています。
時間外、休日の緊急手術も麻酔科医師1名、看護師2名のオンコール体制で365日、24時間対応しています。臨床工学技士3名が毎朝の麻酔器点検、シリンジポンプ点検等を行い、その他医療機器の故障時など迅速に対応してくれます。臨床検査科、放射線科、薬剤科、各病棟、外来、医事課、施設課などすべての部署と連携をとり、協力しながら手術室は運用されています。中央材料室は手術室に隣接し、手術室及び病院全体の滅菌業務を行っています。
麻酔科医師と看護師で麻酔科外来を行ない、入院前に充分に麻酔の説明を行ない、安心して手術を受けてもらえるように努めています。
各科別手術の特徴
- 外科は、一般外科、消化器外科手術全般の他に、腹腔鏡下手術を行っています。
- 泌尿器科は、尿路結石、経尿道的手術、悪性疾患(膀胱癌、腎癌、前立腺癌など)の開腹および腹腔鏡下による根治手術を行っています。
- 整形外科は、高齢者の大腿骨頚部骨折などの手術や、膝関節手術、内視鏡的椎間板摘出術、脊椎低侵襲手術など、幅広い専門的手術を行っています。
- 産婦人科は、開腹手術(帝王切開、子宮筋腫、卵巣腫瘍、悪性腫瘍など)の他、腹腔鏡下手術、子宮鏡下手術、膣式手術(子宮脱、子宮筋腫など)を行っています。
- 脳外科は、脳動脈瘤クリッピング術、血管内膜剥離術、V-Pシャント術、脳腫瘍手術等を行っています。
- 眼科では、患者さんの希望に応じて日帰りまたは1泊2日の入院で白内障手術等を行っています。
- 皮膚科は、皮膚良性腫瘍摘出や、植皮などの手術を行っています。
その他の特徴
- 手術室に外部委託のSPD職員が2名常駐し、術式別器械セット、術式別材料準備、物品補充を行っていますので看護師は手術業務に専念できます。
- 看護師2名のオンコール体制の他に、2名の残り番制やフレックス勤務を状況に応じて行っており、残業も少なく職員が元気で明るいです。
設備について
- 手術室は5室あり、クリーンルーム1室、陰陽圧切替室1室、放射線・レーザー対応室2室となっています。
- 各科内視鏡器械、顕微鏡、キューサー、関節鏡器械、レーザー、X線透視装置、腹腔鏡装置、エコー等
- 中央材料室にはオートクレーブ2台、ステラット2台(プラズマ滅菌器)、ウオッシャーディスインフェクター(洗浄装置)3台等、洗浄・滅菌に関する設備も充実しています。