業務フローモデルを用いた薬剤業務の質保証2 ― 入院注射業務の比較・検討―
表紙 |
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書籍名 | 業務フローモデルを用いた薬剤業務の質保証2 ― 入院注射業務の比較・検討― |
著者名 | 飯田 修平/成松 亮/藤本 道夫編著 |
出版社名 | 篠原出版新社 |
発行年月 | 2018年3月 |
ISBNコード | 987-4-88412-513-4 |
目次 | 第1章 医療の質向上と業務フローモデル 第2章 観察業務の業務フローモデル 第3章 協力4病院の業務プロセスの比較 第4章 統合業務フローモデルとインシデント |
著者よりひとこと | 『業務フローモデルを用いた薬剤業務の質保証―入院注射業務の比較・検討―』、『業務フローモデルを用いた手術室業務の質保証―腹腔鏡下胆嚢摘出術の安全確保―』出版後も研究を継続し、本書と『業務フローモデルを用いた手術室業務の質保証 一腹腔鏡下胆嚢摘出術・幽門側胃切除術・緊急帝王切開術を例として一』を同時に出版した。 業務の基本的かつ系統的な分析には、まず、対象業務の業務フローを作業レベルまで洗い出し、業務工程表を作成し、業務フロー図を作成する必要がある。これにより現状を明確に把握でき、職種間・担当者間・部署間の人・物・情報の流れが見える化できる。この段階で、現状の問題点が明らかになる場合が多い。 先行研究は、患者への投与までの分析で終わっているので、本研究では“入院注射投与後の観察”を検討した。投与後の観察は不具合(過誤・好ましくない影響)の検知、影響発現防止、および、影響緩和の最後の砦であり、極めて重要であるからである。 |