練馬総合病院

練馬総合病院について

練馬総合病院について

MQI活動についてご紹介します

新しい時代に求められる病院は何よりも患者さんに信頼され、選ばれる病院でなくてはなりません。
「医療の質の向上」と「医療の効率化」は厚労省が指摘している点でもあります。
当院では「医療における信頼の創造」をもとに平成8年より

MQI(医療の質向上活動)

を継続しています。

なぜMQI活動が必要なのか?

医療を実践する上で多くの職種の力が必要です。関わる専門職種が多く、また医療が高度になれば、業務は複雑になります。最適な業務の流れであるかを常に見直す必要があります。また、現在最適な業務であったとしても、医療の日進月歩の進化に合わせて業務を変えなければなりません。各職種の業務の流れを最適にし、医療の質を向上させる活動がMQIです。
効率化を図りながら医療の質向上をめざすことはもはや必須条件です。
先進的な病院はTQM(Total Quality Management=総合的質経営)やISO(International Organization for Standardization=国際標準化機構)など、色々な手法を用いて業務改善運動を行っています。
当院では、それら既存の手法のよい部分を取り入れつつ「当院手作りの独自の業務改善」として、日本で唯一の名称であるMQIを掲げ、医療の質向上のため、職員一同、日夜、勤しんでいます。

実際にどのような取り組みをしているのか

1996年に開始したMQI活動ですが、毎年統一主題を決めて活動しています。

(右のバナーより活動広報誌をご覧いただけます)

 

>> これまでの統一主題と活動一覧 

3月のキックオフにてMQIが開始、参加申込みにより活動チームが立ち上がります。
チームメンバーを医師を含む多職種で構成するのが当院の特色です。

5月に一日で計画を立てる会を実施します。
MQI活動のテーマ選定理由や目的を明瞭にし、今後の活動計画を立てます。立ち上がったチームのメンバー全員が集まり、活発に議論します。

2021年度は、新型コロナウイルス感染症対策として半日に短縮し、チームごとに距離をとるなど配置を工夫して開催しました。

ここから各チームのMQI活動が本格的に始まります。
現状を把握した上で改善の妨げとなる原因を追求し、対策を立案・実施します。MQIは職員の自主的な運営だけで達成できるものではなく、職種横断的なチーム編成による重要な業務の一環として取り組みます。

7月から8月頃にかけて2回にわたってチーム別相談会を開催し、進捗状況の確認やMQI推進委員による助言を受けて活動を進めます。

発表大会1ヵ月前に実施する予演会では理事長も加わり、活動内容とまとめ方に対して厳しく指導します。予演会でのレビューを踏まえ、発表大会に向けた活動が大会直前まで続きます。

12月初旬に発表大会を開催、各チームが活動成果を発表し、活発に質疑応答します。大会には院内だけでなく、外部からも多数参加いただいております。

発表大会が終わってもMQI活動は継続し、2月から3月にかけて、活動成果の継続と新たな問題があれば把握する目的で継続フォローの会を開催します。

さらに、活動報告書を作成した時の「歯止め・標準化」や「今後の課題」とした内容が、現在どうなっているかを再確認して、必要であれば、課題を解決するための機会として、2020年、初めて3年目フォローの会を設けました。 MQI活動では、その年度のチームが解散した後、活動の成果や活動で作成した業務手順を当たり前の業務として定着させ、さらに発展させることが理想です。医療を取り巻く環境の変化に合わせて PDCAを回し、さらに医療の質を向上させるべく、活動を発展させます。

第28回 医療の質向上活動発表大会 盛会裏に終了しました

第28回 医療の質向上活動発表大会は2023年12月2日(土)に開催致しました。Webと講堂会場にて24名の外部機関の方と職員177名が参加しました。

会場の様子
第28回大会入賞チーム
最優秀賞は
「他職種で関わるFLSの体制を整える」
(主体:薬剤科)

>> 第28回 医療の質向上活動発表大会(「みみより」2023年度3号)

MQI活動20周年記念式典を開催しました

1996年よりスタートしたMQI活動は今年で20周年を迎えました。
2016年2月26日(金)、ココネリホールでMQI活動20周年記念式典を開催しました。
当院職員だけでなく、これまでの活動においてご支援いただいた多数の来賓の方々にもご参加いただき、盛大な式典となりました。


会場入り口です。

飯田院長による活動経緯の講演です。

乾杯!

MQI活動紹介のDVDが上映されました。

会場では数々の料理が振る舞われました。

推進委員も参加しての記念撮影です。
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