練馬総合病院

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ピロリ菌検査

 

~ピロリ菌検査~

日本人の60歳代の人の80%が胃の中にピロリ菌を持っていると言われています。

■なぜ、強い酸性の胃のなかで生き続ける事ができるの?

ピロリ菌は、活発に動き胃の粘膜に潜り込み胃酸から逃れます。さらに、ピロリ菌はウレアーゼという酵素を出してアンモニアを作ります。
アンモニアはアルカリ性で、胃酸を中和させ、自分の周りを中性に近い住みやすい環境をつくりだし、自分の身を守る仕組みを持っているのです。
ピロリ菌がウレアーゼを使って、尿素を分解し、炭酸ガスとアンモニアを作るという性質は、検査に利用されています。

■呼気テストとは?

尿素呼気試験は胃の中のヘリコバクター・ピロリ菌感染を調べる検査です。
まず検査薬を飲む前の呼気を採取します。おなかに息を貯めるような感じで息を吸って、5秒止めた後に風船を膨らますように呼気バックに息を吹き込みます。検査薬(13C-尿素錠剤)を服用してから20分後に、同じように呼気を採取し、服用前後の濃度を比べて判断します。
ピロリ菌に感染している場合では、菌が持つウレアーゼにより尿素はアンモニアに分解され、13Cは二酸化炭素となって呼気中に多く検出されます。 一方ピロリ菌に感染していない場合ではほとんど検出されません。

 

 

■検査を受けるときの注意事項

  • 食事から最低4時間以上空ける必要があります。食事によって胃粘膜の表面を覆ってしまい、内服した尿素とピロリ菌由来のウレアーゼと反応しないため偽陰性となることがあります。また食品によっては、その成分が測定値に影響を及ぼす可能性があるからです。
  • 検査前は禁煙します。喫煙後は30分以上空けて行います。
  • 胃内視鏡検査の後に行う場合は、局所麻酔薬の影響を防ぐため1時間以上空けます。
  • 消化管X線造影検査を行う場合は、バリウムが胃粘膜を覆うために正確な検査が行えない可能性があり、別日に行います。
  • 胃潰瘍治療薬のPPI製剤やビスマス製剤、または抗生剤の服用中または服用直後では偽陰性となるため、中止後4週間以上経ってから実施します。

 

当院では、呼気の測定できる機器を導入しましたので、採血と同様に診療前に検査を行えば、その日のうちに結果が分かるようになりました。
健診などで胃の指摘を受けた方や胃腸の調子の悪い方は、放って置かないで、早めに主治医に相談してください。

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