練馬総合病院

練馬総合病院について

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ペットボトルの話

~ペットボトルの話~


うっとうしい梅雨があけ、これからいよいよ本格的な夏本番をむかえます。日中の日差しは日に日に強くなり、暑さが増してくると冷たい飲み物がほしくなりますね。そんなとき自動販売機やコンビニで、どこでも手軽に買えるジュースやスポーツドリンクなどの清涼飲料水についつい手が伸びていませんか?
また特に暑い日は、汗をかいて水分が失われるため、気づくと1日に何本も飲んでしまっている日もあるのではないでしょうか。

栄養科では日常、高血圧や糖尿病、胆石、膵炎、胃癌など、いろいろな疾患の栄養指導を行っています。その中でも栄養指導依頼件数が多いのは、やはり国民病といわれる糖尿病の栄養指導です。この糖尿病の栄養指導を受ける患者の年齢層は60~70歳代が中心ですが、毎年秋の気配を感じる季節になると、糖尿病と診断された30代の若い患者の依頼が数件きます。その人たち皆に共通していることは、若い男性であり、食事の食べ過ぎというよりも暑い夏場にスポーツドリンクを水のように水分補給として飲んだことが原因のようです
スポーツドリンクやジュースの清涼飲料水を大量に飲み続けることによっておこる、急性糖尿病のことを「ペットボトル症候群」といいます。多くは20~30代の若者に発症しますが、最近では小さいお子さんにも発症するケースがあるそうです。

このスポーツドリンクやジュースの清涼飲料水には、実はたくさんの糖分が含まれていることをご存知ですか?
コーヒーについてくるスティックシュガー1袋には約3gの砂糖が入っていますが、このスティックシュガーで換算してみると、ペットボトル1本(500ml中)では、ポカリスエットならスティックシュガー11本、アクエリアスなら8本、コカ・コーラとカルピスウォーターは19本、午後の紅茶ストレートティーは7本分の砂糖が含まれています。 また透明な水に果物の味がするフレーバーウォーター。これにも砂糖が入っています。純粋な水を飲んでいるような気がしますが約7本分の砂糖が入っています。
爽やかな飲み口の清涼飲料水であっても、非常に多くの糖分を含んでいる物があるので、知らず知らずのうちに大量に糖分を摂取してしまっているかも知れません。これらを大量に摂取すれば、肥満や2型糖尿病などの生活習慣病につながり、また虫歯ができやすくなります。
通常の運動や、お風呂上り、寝る前の水分補給は、糖分を含まないミネラルウォーターやウーロン茶、麦茶やお茶で十分です。スポーツドリンクは、夏場の激しい運動で脱水症状を起こしそうなときに飲むと良いでしょう。激しい運動以外でスポーツドリンクを飲む場合は、味が悪くなりますが水で薄めて飲むのも一つの方法です。
清涼飲料水を飲むときは糖分の取りすぎに注意しましょう。

 

料理コーナー「レモンドリンク」

材料 【2人分】

  • 水 500ml
  • レモン汁 小さじ1
  • 塩 2つまみ
  • はちみつ(お好みで) 大さじ1

作り方

ペットボトルなどに水とレモン汁、塩を入れお好みではちみつを入れる。

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