練馬総合病院

練馬総合病院について

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低血糖について

日々気温が高くなってきました。暑くなると汗をかいたり、運動量が多くなりがちです。
また食欲が落ちたり、食事量が不安定になったりします。
そんなときに糖尿病の患者さんで心配なことがあります。今回は低血糖についてのお話です。

1.低血糖症とは

インスリンやSU剤(オイグルコン・グリミクロン・アマリール)、速効性インスリン分泌促進薬(グルファスト・スターシス)が効きすぎて血糖値が必要以上に下がってしまう場合を低血糖といいます。

一般に血糖値が70mg/dl未満の場合を低血糖といいますが、血糖値が70mg/dl以上ある場合でも 低血糖を疑う症状がある場合には低血糖症といいます。

 

2.どんな症状がでるのでしょうか

低血糖には以下のような症状があり、血糖値よって現われる症状が異なります。

典型的な症状には 冷や汗・動悸・手足のふるえなどがあります。

3.低血糖が起こったらどうすればよいでしょうか

4.ブドウ糖・砂糖を持っていなかったら何をどのくらい摂ればよいでしょうか

清涼飲料水にはブドウ糖が多く含まれるものがありますので、ブドウ糖がない場合には清涼飲料水を飲みましょう。 カロリーオフやカロリーゼロなど人工甘味料を多く含むものでは低血糖は改善されませんので注意が必要です。              

 

清涼飲料水1本あたりのブドウ糖含有量
商品名 ブドウ糖(g) 内容量
コカコーラ 17.9 350mL
桃の天然水 19.8 500mL
ファンタオレンジ 18.9 350mL
ファンタグレープ 20 350mL

5.低血糖を予防するにはどうすればよいでしょうか

くすりの量や飲み方を正しく守りましょう。

食事療法をきちんと守りましょう。

お酒の飲みすぎ、激しい運動、下痢などの場合は低血糖を起こしやすくなるので注意しましょう。

最後に

・いつでもどこでも低血糖に対応できるように糖質を常に携帯してください。

・低血糖症状が起きたら絶対『我慢しない・待たない』を守って下さい。車の運転など危険を伴う作業の場合は特に注意しましょう。

・まわりの方にも対処方法を知っておいてもらいましょう。

低血糖は、薬物療法を受けている多くの患者さんが経験する症状です。
低血糖の対処方法をきちんと理解し、血糖コントロールを良好に保てるようにしましょう。

 

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