練馬総合病院

練馬総合病院について

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200号室について

~200号室について~

200号室と脳血管疾患について

2階病棟は外科、泌尿器科を中心に手術のために入院する患者さんが多い病棟です。200号室はその中でも侵襲が大きい胃がん、大腸がん、肝がんや膵がん、前立腺がんや膀胱がんなどの全身麻酔の手術後の看護を行っています。また、脳外科、循環器内科など救急車で搬送されてきた患者さん、人工呼吸器を装着する患者さんなど全身状態の管理が必要な患者さんが入院しています。
「脳血管疾患」とは、脳梗塞と脳出血、クモ膜下出血に代表される脳の病気の総称です。他に慢性硬膜下血腫などもあります。200号室には、救急車などで運ばれてきた、麻痺があったり意識状態が悪い脳血管疾患の患者さんが入院します。入院直後は、症状が悪化しないように治療が進められます。医師の指示のもとで点滴を行い、体温や血圧、心電図モニターをチェックして、わずかな意識の変化や体の動きの変化を見逃さないように観察を行います。変化があればすぐに医師に報告して、必要な検査や治療がスムーズに行えるよう援助します。また、脳梗塞、脳出血、クモ膜下出血は突然発症することがほとんどなので、患者さんはもちろん、家族も不安を抱えています。不安を少しでも少なくするために、医師から病状を説明してもらう場を作ったり、現状を受け止められるよう声をかけたり、話をしたりしています。

家族の方へ

入院直後は突然の病気の発症と入院で家族は不安だらけだと思います。しかしまずは患者さんが治療できるように準備をしなければいけません。飲んでいる薬の情報や今までにかかった病気の情報はとても重要です。また、入院生活に必要なものを用意するのも大切です。
入院して病状が安定するまでの期間は毎日変化があります。昨日は手を握ってくれたのに今日は寝ている、昨日は話をしたのに今日は目も開けてくれないこともあります。しかし、昨日は何を言っているか分からなかったのに今日はあいさつをしてくれた、昨日は立ち上がるのがやっとだったのに今日は平行棒で歩いた、ということもあります。リハビリには病院スタッフだけでなく家族の助けもとても大切です。日頃、病院のスタッフには反応してくれない患者さんでも、家族が面会し話しかけると目を開けたり話をしたりすることがあります。そんな時はいつも家族の力はすごいと感じます。家族が面会に来て話をしたり、車いすに座ったりするのは患者さんにとてもいい影響があります。
病状が落ち着いてくると、治療中心からリハビリ中心へと方針が変化していきます。当院は急性期病院なので、早期から退院や転院の相談を始めます。そこでまた家族の力を借りることになります。病院のソーシャルワーカーが助けてくれますが、自宅退院なら自宅のベッドや手すりの準備、必要なら自宅介護の手順を整えておかなくてはなりません。転院であっても転院先を決めたり、面談に行くのは家族です。治療を受け、リハビリをするのは患者さん本人ですが、家族の支えが不可欠です。

おわりに

入院直後の全身管理はもちろんですが、患者さんに関わる全てのスタッフと、患者さんと、家族とが上手く連携していい関係を築き、患者さんとその家族が望む治療や療養が受けられるように手助けをしていきたいと考えています。

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