パス委員会紹介
クリニカルパスとは入院中に受ける検査や治療などを同一のフォーマットで時系列に並べ、ケアに関わる医療チーム全員で作成する診療計画表の事です。
クリニカルパスを使用する事により事前の情報提供が可能となり、不安を軽減することで患者さんやご家族の意欲の向上に繋がります。
また標準的な医療の提供、医療安全、チーム医療を行うことで医療の質の向上にも繋がります。
当院は毎月第2火曜日に委員会を開催し、パス審査やクリニカルパスの推進に努めております。メンバーは医師、看護師をはじめ薬剤師、放射線技師、栄養士、療法士、事務職員と他職種に及んでおり活発に議論を行っております。
<委員会の業務>
- 新規パス・改定パスの内容審査
- 各部門で作成されたパスがアウトカム(達成すべき目標)に沿って作成されているかなど審査を行います。委員会で承認を得てクリニカルパスが使用できる流れになっています。
- 医師向けのパスの周知への取り組み
- 2019年4月の新入職オリエンテーションより医師向けのパス使用方法の講義を行いパスの使用率向上を促しています。
- パス検討会の開催
- 全職員向けに年に1回パスについて検討するパス検討会を実施しています。