練馬総合病院

練馬総合病院について

練馬総合病院について

平成17年度  第10回 「創る-新病院建築に向けて-」

部署 区分 活動テーマ 活動概要・活動成果
医局 医局 急性期病院としての機能をあげるための数値管理の仕組み 1急性期病院としての自院の機能を評価する際に必要な項目を選定し、そのデータ (全 病院的なデータと疾病別のデータ)を過去の実績とともに出す※DPC分類を参考とする 2データを役職者に定期的に公表する 3紹介率、救急搬送件数を上げるため、院内・対外連携の強化を図る(地域連携室と共同)
リハビリテーション科 診療技術部 退院時リハビリテーション指導を確実に実施する~指導内容の充実と算定実施を目指して~ 1現状把握、当院における指導実施状況 (疾患別、年齢別、家族構成等) 2指導に必要な情報の入手方法 (電子カルテ、CAN等) 3指導基準 (職員用)と退院時指導書(患者用) の作成 4指導の実施 5他病院の指導実施状況調査(内容、方法、件数) 6対策後の効果の確認 (指導後の患者、家族の感想) 7一定期間後の調査 (指導内容が継続されているかの判定)
庶務課 事務部 物品管理におけるSPD構築を目指して~物品管理を柔軟かつ円滑に運用するために~ 1院内で使用している全ての物品 (医薬品、診療材料、衛生材料、滅菌物、帳票類、文房具、雑貨など)を洗い出し、院内で管理している在庫数を調査し、中央化できる物品を絞り込み、物品の購入、在庫、供給、搬送などの物流管理を円滑にできるように改善策を検討していく 2コスト意識の向上を図る 3新病院に向けて、 中央化できる物品の管理の一元化を目指す
栄養科 診療技術部 入院食事指導の統一 1入院患者さんの実施指導件数と指導が出来なかった患者数の把握 2患者さんが入院中、食事指導の依頼を出せなかった原因追求 入院栄養食事指導の出しやすいシステムの構築 実施に向けての栄養科業務の改善 4入院栄養食事指導の構築と指導件数の増加
看護部 看護部 看護計画(看護行為)の説明と同意~患者・家族との共有を目指して~ 1初期計画の立案と説明の方法について運用ルールを決定し、病棟看護師全員に指導する 2医師の治療計画に基づいた看護計画(初期計画)を立案する 3入院から24時間以内に初期計画を患者・家族に説明し、同意を得る 4計画が作成・提示されたか評価する (234について、 パス使用患者は除く)
医事課 事務部 患者を増やす地域医療連携室の再構築~紹介患者は予約で安心来院~ 1地域連携室における、渉外業務を地区別患者来院一覧を基に効果的営業戦略をする
2紹介患者予約入力のシステムの運用確立する 3地域連携室の窓口を平日午前8時30分から午後7時00分まで受け入れできるように広報活動する
臨床検査科 診療技術部 血液製剤の安全性の確保及び適正使用~使用方針に則って~ 1BTDソフトの現状の活用状況と機能を理解する 2他院のオーダー、 確認方法を参考にして当院にあったシステムの運用を検討する 3輸血業務の見直し 4手順書の改訂と業務の周知徹底 副作用の把握を含め安全性を高めるスクリーニングの情報を共有
放射線科 診療技術部 放射線検査の完全オーダリング化と運用の構築 1骨密度検査 胃透視、 注腸、 PTCDなどの放射線依頼票を使用する検査をオーダリ ングに盛り込み運用を構築する 2各検査で使用する診療材料、 薬剤のコストをオーダリング上で運用する
看護研究(4階病棟) 看護研究 糖尿病性壊疽患者の創傷管理能力の実態と看護師による指導の効果 研究1 足創傷の「発見力」の実体と指導効果の検証 調査項目:足に貼ったシールの取り残しの数及び領域 結果:患者10名でテストと指導を3回繰り返した結果、取り残し数の平均値は、2.9(1回目)から0.6(3回目)と減少した
研究2 足創傷の「(受診必要性の)判断力」の実態と指導効果の検証 調査項目:受診必要性の判定に関する正解率 結果:1回目と3回目を比較すると正解率は上昇した
創傷ケアセンター プロジェクト 創傷ケアセンターにおける医療の質向上のためのデータベースの活用 データベースによる治療経過の記録は、ミレニア社と提携している全国の複数の施設でなされているため、他施設やミレニア社関連の全施設の平均的な成績と客観的に比較することも可能である。現在のところ当センターの14週以内の治癒率は78.2%(207/265)であり、目標に近づきつつある。現状の把握・目標の設定・目標の達成度の評価を行うことができるため、難治性慢性創傷の治療における医療の質の向上に役立つと考えている
薬剤科 プロジェクト 医療の質向上を目指した薬剤システムの機能強化 薬剤システムの機能強化が業務改善に及ぼす効果として、2つの指標を検証 ①薬剤管理指導件数の推移 (全病棟算定件数合計/月):300-500件/月を継続。カラー写真付きの薬の説明書を使用するようになり、高齢の患者さんに説明しやすくなった。②看護師実施入力もれ数の推移 (全病棟もれ合計件数/月):・H14-H15、H16-H17で実施入力もれは減少した。H17年6月には、入力もれがゼロとなる病棟もあり、現場での継続教育とシステム機能強化による効率化によるものと考えられる
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