平成19年度 第12回 「再生」
部署 | 区分 | 活動テーマ | 活動概要・活動成果 |
臨床検査科・施設課 | 診療技術部・事務部 | 医療機器を適切に維持管理する | 活動の途中で念願のMEが着任。メンバーの一員となり対策を見直した。医療機器のリストを作成し引き継いだことでMEが一元管理し定期点検を確実に実施することができた。点検記録を作成・保管することで保守実施日が明確となった。機器の不具合発生時の連絡体制を整備できた。 |
放射線科 | 診療技術部 | 心臓カテーテル検査体制の再構築 | ・心臓カテーテル検査・治療のパス改訂 ・医師・看護師・技師間の話し合い パス改訂・話し合いを行なうことで、心カテを安全かつ円滑に運用する上での問題を感じる看護師の割合に減少傾向がみられた |
医事課 | 事務部 | 職員が把握すべき情報を共有できるしくみづくり | 職員が最新の空床情報をいつでも1分以内に把握できる仕組み、「入院可能病床一覧」運用体制を構築した。職員がいつでも簡単に入院患者数、救急患者数、紹介患者数を把握できるグラフ・コメントを掲示した。関心がない職員もDPCの基本的な仕組みを把握できるようにするための「出張ミニ講義」を実施した。 |
看護部 | 看護部 | 病院敷地内禁煙の実現・継続 | ①敷地内禁煙に対して外来患者から多くの支持が得られていることを確認できた ②勤務中の喫煙本数に減少傾向がみられた ③活動前は敷地内での喫煙などもみられたが、現在では敷地内禁煙がほぼ守られている |
N.NST(練馬総合病院NST) | 委員会 | NST(Nutrition Support System)確立 | ・日本静脈経腸栄養学会のNSTプロジェクト参加病院に登録し、NST稼動病院認定に必要な準備を整えた。 ・PEG造設パスを作成した。・PEG造設地域連携パスの作成を開始した。 |
医局・救急委員会 | 医局・委員会 | 救急体制の整備 | ①運営方針の策定と定期見直し原案を策定 ②練馬区内の他病院の夜間・休日診療実績を収集③緊急入院、緊急手術等の従来の手順を改訂 ④練馬救急隊との合同症例検討会を実施 ⑤救急患者、科別、個人別受け入れ数と受け入れられなかった場合の理由をまとめた ⑥救急で入院した患者の転帰を科別にまとめた |
内視鏡センター | センター | 便潜血陽性患者の2次検診に関する地域連携医療機関との連携パスの構築 | 便潜血陽性下部消化管内視鏡検査の地域連携パスを作成。下部消化管内視鏡件数は有意に月当たりの検査件数が増加した。地域連携医からの紹介件数は、直接予約システムを導入後は紹介件数は下部消化管内視鏡検査だけではなく、上部消化管内視鏡検査も増加した |
看護部・医療福祉相談室・質保証室 | 看護研究 | 品質機能展開(QFD)を用いた患者要求と看護業務の関係に関する検討-第1報- | 入院患者にとって優先順位の高い「病院・医療への要求」に応えるためには、どの看護業務に力を入れるべきかをQFDを用いて品質展開表を作成し分析した。患者要求と関係の強い看護業務は連携(医師、他職種、看護師間)、治療・処置等に関する看護師の説明であった。 |
医局・看護部・薬剤科・質保証室 | 看護研究 | FMEAを用いた外来化学療法における業務の標準化に関する分析 | 外来化学療法でFMEAを用いて分析した。危険度の高い看護師の業務は「薬剤の投与と患者の観察」、「副作用や緊急時の対応法などの説明」であり、事故の未然に防止対策として「アセスメントシート」、「化学療法実施記録シート」、「副作用記録シート」、「外来化学療法初回指導用パンフレット」を作成し、業務を標準化した |