練馬総合病院

練馬総合病院について

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平成26年度  第19回 「ながれ ―自分の役割を知る―」

部署 区分 活動テーマ 活動概要・活動成果
内視鏡センター センター 緊急内視鏡検査のフローと体制の確立 緊急内視鏡検査決定~施行~終了までの業務フローを作成し、問題点を把握した。また、看護師へのアンケートを行い、緊急内視鏡検査施行時の看護体制を確立する為の問題点を抽出した。その結果を踏まえ、内視鏡施行医と技師のオンコール体制を確立した。検査中の看護師による介助の役割を明文化した。緊急内視鏡マニュアルの改訂し、必要物品をパッケージ化した。ERCP検査を新規作成し、必要物品パッケージ化した。
NST委員会 委員会 入院患者のサルコペニアを予防し、早期に歩いて自宅退院を目指す 外科入院患者のサルコペニア予備軍の実態を調査し、問題点を抽出した。サルコペニアを予防するための取り組みを検討した。入院後歩行推進の為、ヴァーチャル散歩用の地図を作成した。また、運動能力維持の為、ロコモーション運動の方法、自主管理表を作成した。自己管理表記入者は術後早期から積極的に歩行しており、効果を認めた。
健康医学センター センター インフルエンザ予防接種業務の新しい流れを構築する 前年度のインフルエンザ予防接種受診データ調査と、担当職員への聞き取り調査を実施。実施する曜日や時間、受付時間、予約人数などを検討した。予防接種に関するお知らせを作成し、予約制に変更する旨を周知した。診察と、会計の平均待ち時間が短縮した。区民健診と予防接種の同時受診率が向上した。内科医師や、外来看護師の負担が軽減した。
看護部 看護部 HCU稼働に向けての運用方法を検討する HCU施設基準を調査し、現在200号室に入院している患者との比較を行った。全入院患者の疾患名、看護必要度点数を調査した。救急外来で患者の看護必要度(HCU用)を予測的に評価し、重症管理が必要な患者をスクリーニングし、200号への入院を円滑にする為の業務フローを構築していく。入室基準、転棟基準のマニュアルを改定し、入室・転棟の業務フロー図を作成した。簡易評価表を作成した。簡易評価表の使用後は200号・各病棟への振り分けがスムーズにできるようになった。
臨床検査科 診療技術部 外来検体採取業務の見直し ~適切な説明・採取・容器~ 検査について技師も理解し、患者にもわかる様に説明し、正しい容器に適切な検体採取ができるように業務を見直した。検体を綿棒で採取する検査について、小児科医師や、婦人科看護師、検体担当技師から容器や業務が分かりやすくなったとの感想を得た。検査に適した膿性痰の採取割合が増えた。尿素呼気試験で、摂食等により検査がすぐに実施できない件数が減った。
薬剤科 診療技術部 医師と協働してプロトコールを作成し持参薬の流れを整備する 「術前中止薬一覧表」を新規先発品や後発品を網羅したものへ更新し、外来・病棟など各部署に配布。手術・検査予定患者に対して「患者への質問用紙」と「中止薬指示用紙」を作成し、外来での中止指示の流れを構築した。医師と協働し、プロトコールを作成、その運用手順を構築した。「中止薬指示用紙」や「新規術前中止薬一覧表」を活用した患者において、中止すべき薬剤を服用し、手術・検査が延期となった事例は現在のところ報告はない。プロトコールを活用し、持参薬の継続・中止の指示が出るまでの時間を短縮した。薬剤師が代行入力することで、入院処方の切り替えに要した時間を短縮できた。
非常用電源プロジェクト プロジェクト 非常用電源運用時の院内システム使用について 非常用電源運用時に使用可能な機器の明確化と計画停電時の動作確認により、停電になっても電子カルテを含めた継続した医療に必要なシステムが使えるようになった。非常用電源運用時に提供可能な業務内容を明確化することができた。
退院支援プロジェクト プロジェクト 退院支援の流れを再構築して退院支援調整加算を算定する 病棟看護師が協力して入院当日から退院支援スクリーニングを行う体制を構築した。「退院困難リスク有」と判断した情報を速やかに地域連携室に伝える仕組みを構築した。新しい業務フローで退院支援を実施して、、加算も算定できるようになった。入院翌日から退院支援できた患者家族からも「安心」「不安が解消した」との声が聞かれた。
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