部署 |
区分 |
活動テーマ |
活動概要・活動成果 |
リハビリテーション科 |
診療技術部 |
心大血管疾患患者のリハビリテーションを見直し、多職種の関わり方を標準化する |
退院支援や栄養指導、病棟での離床の促しなど、各職種が連携し、心大血管疾患患者に包括的な関わりができる体制を作るとともに、心大血管疾患リハビリテーション料算定を視野に入れ活動した。心不全リハビリテーションパスを実施し、回診で医師の指示を促した結果、回診の場で栄養指導5件、退院支援2件が決まった |
薬剤科・内科 |
診療技術部・医局 |
多職種で関わる高血糖緊急治療対応の標準化 |
高血糖緊急症治療ではインスリン投与量の設定や頻回な血糖測定、採血指示など必要な指示が多岐にわたるため、高血糖緊急症治療の運用を作ることとした。高血糖緊急症治療統合セットの運用を開始し、統合セットを使用した症例は1症例だった。統合セット使用により、電子カルテ上に残っていない場合があった医師の指示が、電子カルテの指示画面で明確になった。看護師は頻回に測定した血糖値の記録を経過表以外に記録していたこともあったが、この症例では経過表に全ての血糖値を残せた。また看護師は観察項目セットを使用して、必要な観察と記録が出来た。 |
放射線科 |
診療技術部 |
造影CT検査前の安全な工程の確立 |
関係する各職種が造影CT検査前にしている準備や正確な情報を効率的に把握し、造影CT検査をより安全に運用出来るようにする。対策システムを構築したことで、チェック漏れや見落としが減少し、事前準備に要する時間が短縮した。 |
看護部 |
看護部 |
安全に与薬するための仕組みを再構築する |
当院入院患者の内服薬の与薬は看護師管理が多いため、報告されたインシデント事例分析から看護師管理の与薬手順を再構築し安全に与薬することとした。与薬業務フローを改訂し、処方箋ファイルを1病室毎に分けたことで、処方箋をベッドサイドで確認するという手順を守れるようになった。 |
内視鏡センター |
診療技術部 |
練馬区胃がん検診内視鏡検査の受け入れ体制を整える |
練馬区胃がん検診内視鏡検査マニュアル(以下胃がん検診マニュアル)に基づき業務フロー図を作成して実施していたが、対応困難な事例が生じたため、体制を整えることを活動の目的とした。対策実施後の電話対応では、胃がん検診対象者を正しく選別していた。胃がん検診内視鏡検査については、ほぼ決められた方法で迷わずにできたが、対象者の疾患に関する判断を正しくできないことがあった。結果説明時の対応はほぼ問題なくできたが、待ち時間については混雑した外来で配慮できないことがあった。結果説明後、担当医師が緊急患者対応で不在になり、結果通知書の作成が出来なくなるという問題があった。 |
事務部 |
事務部 |
機器・備品管理の仕組みを見直す |
各担当者各部署の機器・備品情報管理を統合し、担当者が不在時でも最新情報が確認できる管理の仕組みを構築する。機器・備品管理システムの構築し、有無不明な機器・備品があった際や故障時など、機器・備品の詳細(型番やシリアルナンバーなど)、保守有無や緊急連絡先などが一目でわかり、管理担当者が不在でも対応できた。QRコードを導入し、機器・備品管理システムが見られない状況でも、QRを読み込むことで、メーカー名、名称、緊急連絡先が分かるようになった。年次照合では、QRを読み込ませることで使用中・保管中・破棄の状況が機器・備品管理システムに反映した。購入から破棄までのルールを作りをし、これまで各部署で管理していたため、リースの誤廃棄、破棄届を出さずに破棄、許可を得ず修理に出すなどしていたが、購入後から破棄までのルールを明確にすることで、誤廃棄や不明な機器をなくせるようにした。 |
情報発信プロジェクト |
プロジェクト |
当院の魅力を地域へ情報発信する |
・地域の方に練馬総合病院があって良かったとの実感をもっていただき、当院を身近に感じてもらう。・地域に向けて講演会や催しなどを積極的に開催し、練馬総合病院をさらに地域に根付かせる。・院内の良い所、魅力を発信する活動を通して、携わる職員間にも練馬総合病院に対する「練総愛」を育てることを目的とした。 |