部署 |
区分 |
活動テーマ |
活動概要・活動成果 |
リハビリテーション科 |
診療技術部 |
心大血管リハビリテーションの運用を見直す |
2019年度MQI活動で心不全パスを作成したが有効活用できておらず、今後の課題としていた心不全以外の疾患に対する指示の標準化にもまだ取り組めていなかった。そのため、心不全パスの改定、心筋梗塞プロトコールを作成することにより病棟との安静度共有、リハビリ負荷量の標準化に成功した。 |
看護部 |
看護部 |
「患者相談」を確立する |
今まで医療福祉相談室が相談窓口を担当していたが、介護・福祉の相談が大半を占めていた。患者・家族が受診・治療・療養・健康に関する悩みを気軽に相談できるよう、患者相談担当看護師を配置し療養生活や健康の相談を受けるようになった。 |
放射線科 |
診療技術部 |
造影検査の推奨基準を見直し、基準値を越えた際の対応を標準化する |
造影検査の際にCr値 にて腎機能値を参照し、造影基準値を設けて検査を適用できるか確認している。最新の造影剤ガイドラインではより精密な値を参照することが求められ、Cr値よりeGFR値 の使用を推奨しているため基準値と腎機能低下患者への対応を見直し、標準化してより安全に検査できるような体制を構築した。 |
薬剤科 |
診療技術部 |
外来ポリファーマシー対策の推進 |
入院患者に対して、医師・薬剤師・看護師がカンファレンスで処方内容を評価し、薬剤調整している。外来患者にはそのような仕組みはない。そこで、外来ポリファーマシー患者に対して、薬剤師が直接関与する仕組みを構築した。その結果、外来患者に対しても医師と薬剤師の連携が取れるようになった。 |
糖尿病 |
プロジェクト |
外来における糖尿病治療・療養指導成績の向上を目指す |
「外来糖尿病患者に対する管理栄養士による療養指導の実施率」「糖尿病の治療薬が処方されている65歳未満の外来患者に対するHbA1cの最終検査値が7.0%未満の患者の割合」の改善に多職種で取り組んだ。その結果、糖尿病患者に対する栄養指導件数が増加し、HbA1c9.0%以上の約7割の患者に糖尿病センターの各職種から働きかけがされた。 |
安全相互評価 |
プロジェクト |
医療安全管理体制相互評価の取り組み |
2018年度診療報酬改定による「医療安全対策地域連携加算」が新設された。当院は、加算1を取得し、練馬区内病院での連携を開始し、より良い医療をするために体制を改善することを目的として活動に取り組んだ。その結果、当院の問題に対し改善提案の助言を受けるなど他院との連携強化につながった。 |
BCP |
プロジェクト |
事業継続計画(BCP)見直しと第三者評価受審の取り組み |
当院では2013年にBCPを策定し、行政や医師会、消防署等との大規模訓練の実施、災害時に他医療機関・薬局と相互に患者情報を閲覧できるシステム構築等に取り組んできた。BCP見直しの際、第三者の視点を取り入れたことにより、リスク評価や事業影響度分析などを取り入れ、体制を強化できた。また、既存BCPの改訂や新型コロナウイルスに関するBCPの策定も実施した。結果、2015年、2021年と、2回連続最高評価Aランクを取得した。 |