練馬総合病院

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医療安全管理者必携 医療安全管理テキスト 第5版

表紙
書籍名 医療安全管理者必携 医療安全管理テキスト 第5版
著者名 飯田 修平
出版社名 日本規格協会
発行年月 2023年3月
ISBNコード 978-4-542-30692-9
目次 第I編 なぜ医療安全か―医療安全概論として―
第II編 医療安全にかかわる法律の概念
第III編 セーフティマネジメント(安全管理)の必要性・重要性の理解
第IV編 ヒューマンファクターの観点から
第V編 安全に関する取組みの現状
第VI編 医療事故と損害保険
第VII編 医療の質向上
第VIII編 質マネジメント概論
第IX 編 医療のTQM 七つ道具
第X編 病院組織概論
第XI編 医療安全への具体的な取組み
第XII編 情報収集・提供
第XIII編 ミスや事故等の事例分析による事故防止
第XIV編 モノの管理,情報の管理・伝達
第XV編 データ解析の理解と統計分析の安全管理への応用
第XVI編 情報技術の利活用と安全
著者よりひとこと 筆者を除く、医療界の内外のほぼ全員が「医療は特殊である」と考えている。しかし、組織運営の観点からは、医療は特殊ではない。従って、医療の安全に関する問題解決には継続的な質向上の取り組み、すなわち一般産業界で確立された質管理の考え方や手法の導入が有効かつ必須である。筆者の臨床医としての経験および病院経営の経験に基づく考え方と、質管理の考え方と手法は変わりがなく、全く違和感なく導入している。
“安全・安全”というだけでは、安全を確保できない。情報基盤を構築し、情報を活用し、質および信頼性を向上させ、効率化し、安全を確保できる。その結果として、経営に貢献できる。組織改革・組織変革は可能となる。
著者らはこの考え方に基づき、安全管理・質管理の基本的事項や実務指導に関する教育・研修会を実施している。本書の目的は、組織的な安全管理体制を確立する知識と技術を身につけた人材(医療安全管理者)を育成・養成し、医療現場に安全文化を醸成し、医療の質向上に資することである。
理論と実践、医療と質管理の両側面の均衡を図ったことが、本書の特徴である。病院経営者、医療実務者、病院管理研究者以外にも質管理実務者、質管理研究者、弁護士、患者側代弁者など、多彩な方々に執筆いただいている。第3版出版後4年経過し、情勢の変化に対応して、構成および執筆者の一部を変更している。
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